2019年12月16日月曜日

2020年01月のDPG勉強会



2020年01月の勉強会のラインナップは以下の通りです。(参加料500円となりました)


「AI (人工知能)を搭載した画像処理ソフトウェアの進化がすごい」
 担当:岩本

今回ご紹介するソフトウェアは大きく進化を遂げた Luminar 4
スタンドアローンで、またはPhotoshop , Lightroom のプラグインとしても使用できます。
スタンドアローンでは RAW現像、画像編集、そして画像管理までできます。
各カメラメーカーのRAWもサポート。
また、レイヤー機能、マスク機能もサポートしていますので サブスプリクションがいるPhotoshop はいらなくなるかもしれません。
余談ですがこの会社のCEO は打倒Photoshop を目指して開発をしているそうです。
画像処理が苦手な方には AI による処理が大きな手助けになる事は間違いありません。
私も Luminar 2018 , Luminar 2019 , Luminar 4と使い続けてきました。
姉妹商品にHDR ソフトの Aurora HDR 2019 が有りますがこれも良くできたソフトウェアです。
使い方は十人十色ですが、画像処理の基本となる明度、色調、コントラスト、ハイライト&シャドウ等の煩雑な調整を AI に任せる。
あとは細部のパラメーターを動かし、微調整をして自分流の画像に仕上げる。
Photoshop , Lightroomのプラグインで使用するのであれば AI で画像のベースを仕上げ、使い慣れたPhotoshop , Lightroom で最終仕上げをする。
 AI の画像処理ソフトウェアで作業の時短を図るのは勿論ですが、自分の写真を新たな世界に進化させてくれるのが AI ソフトウェアかもしれません。




「カラーグレーディングの基本/ビデオスコープを活用する」
 担当:小島

今回は、DaVinci Resolveのビデオスコープを活用してのカラーグレーディングの基本であるプライマリー処理を解説します。
写真と同様に、映像でもカラー調整の最初のステップはホワイトバランスとコントラストの調整です。
写真では主にヒストグラムを使いますが、映像では波形モニターやパレードスコープ、ベクトルスコープといったフォトグラファーには馴染みのない"ビデオスコープ"を確認しながらカラーグレーディングします。
それぞれのスコープのポイントを確認しながら、手早く確実にカラー調整する方法を解説します。



「写真・集16」
 担当:川上・古島

「風景の科学  展」は 「キャプションを科学者が語る写真  展」だった!
デザイナー佐藤 卓氏と上田義彦氏のコラボレーション。
明治「おいしい牛乳」が飲みたくなります。



「2020年IT時事放談年頭の視線」
 担当:廣瀬

2019年大きなニュースになった米中ハイテク摩擦は、年末の貿易戦争第1段の和解以後2020年も解決が難しい問題となると思います。
なぜなら市民のプライバシーを重視し個人情報を企業や国家が管理する事に強い抵抗を感じる国民が、選挙により国家を統治する政治家を選ぶ自由主義社会に対して、企業が持つ個人情報も国家のものとして国民のあらゆるプライバシー情報を国家が管理して政府にとって不都合な市民を排除するのにIT技術を利用しようとする中国では、話し合いによってハイテク摩擦が解決するとは思えないからです。
今回は、上記の大問題の他、サブスクリプションサービスの危険性やギグエコノミーはどのような形なら受け入れ可能か?自動運転技術開発の意外な先行者、Googleの物言う社員問題、エンド・トゥー・エンド暗号化の問題とプライバシーなど、時間がある限り話したいと思います。


2020年01月11日 土曜日 午後1時15分より午後5時まで
午後12時45分より受け付け

参加料 500円 


定員:20名

申し込み:photo_semantic@mac.com 
現在お申し込みとお問い合わせはメールでのみ受け付けています。
会場:江東区産業会館 第6展示室
   東京都江東区東陽4-5-18