2023年1月9日月曜日

2023年01月のDPG

    


 これまで2年近く、オンラインで勉強会を行いノウハウを蓄積してきました。
今まで特に支障もなく、昨年7月には、充分に安全を確保した形で新宿の屋外ビアガーデンでハイブリッドの懇親会もできました。
 10月からは日本でもオミクロン株対応のワクチンの接種が開始され、2023年初めの今は、皆さんオミクロン対応ワクチンの接種も終わっているものと思います。
しかし、多くの人が帰省や行楽から戻られた1月は、新規感染者数は季節性の増加が見られます。
そんな中、DPGのメンバーもいい年齢になっているので、今回も安全を図り、オンライン開催とします。

 ビデオカンファレンスでの開催は、参加料無料とします。
参加のリンクは、メーリングリストでお送りします。
ビデオカンファレンスの場合は、基本的には申し込み不要です。お気軽に参加ください。

ツールは米国Microsoft社のSkypeというツールを使って行う予定です。

 SkypeはmacOSやWindowsだけでなく、iPadやiPhone、Androidのスマートフォンやタブレットでも利用可能です。

 また、Skypeがインストールされていなくても、Google ChromeかMicrosoft Edgeをデフォルトブラウザーとしてお使いであれば、何もインストールすることなく、メールのリンクからビデオカンファレンスに参加できます。

 SkypeやGoogle Chromeの準備にお手伝いが必要な方は、勉強会当日の数日前までにご連絡いただければ、準備のお手伝いができます。
お気軽に photo_semantic@mac.com にご連絡ください。


2023年01月の勉強会のラインナップは以下の通りです。



「Affinity Photo 2」
 担当:岩本朗


  2015年7月にMac OS専用の画像編集ソフトとしてリリースされて以来の有償のアップデートされたAffinity Photo 2。
勉強会でもサブスクになったPhotoshop CCの代わりに、何度か取り上げてきました。
Affinity Photo 2は UI が大きく変わりました。
そのほか、ブラシュアップされた内容としては。
RAW現像がレイヤー化されて画像処理中に何度も非破壊のRAW現像のやり直しができます。
レイヤーエフェクト、ライブフィルタなどにより作業の効率化が図られています。
Lightroomのように非破壊、多ビット処理が基本なのでPhotoshopのように16bit変換やスマートオブジェクトに変換する必要がありません。
1G byteを超えるようなファイルサイズの場合、Photoshopは数クリックの画像処理の保存でも数秒かかります。Affinity Photoはほぼ0秒ですので作業時間の短縮が図れます。
良いところばかりではなくプラグインが使えないソフトもあるのでスタンドアローンで使用しなくてはならない場合もあります。
変形の処理には強いがAdobe SenseiのようなAIによる選択範囲(空、被写体)の設定や建築物の自動補正がありません。
しかし、無印のAffinity Photoでも新機能のサポートはないですが 今後もOSのバージョンによるサポートはされるそうです。
今回の勉強会では以上のような内容を踏まえ実際の画像処理をしながら時間の許す限り検証していきたいと思います。

Affinity Photoに興味のある方は以下のURLまで 
https://affinity.serif.com/ja-jp/photo/
V2リリース記念 40% off 2023年1月25日。
Windows版またはmacOS版のサブスク無しの¥6,600だそうですよ。




「Affinity Photo 2、EOS R7のHEIF画像に対応のご報告とスーザン・メイゼラスのオンライントークショーを聞いて思ったこと」
 担当:廣瀬

 RGB各色10bitのハイダイナミックレンジの画像をJpegのおおよそ半分のファイルサイズで記録することが可能なHEIF画像は大変便利で、プロも満足できる画質を記録できる有望な画像形式です。
しかし、泣きどころは、まだまだHEIF形式の画像を編集できるアプリが少ないことでした。
今回、岩本さんのおすすめのAffinity Photoがメジャーバージョンアップして、EOS R7のHEIF画像に対応しました。Affinity Photo 2で、EOS R7のHEIF画像の編集について、簡単に説明します。
それと、いつもはアート関係は古島さんにお願いしていたのですが、1月14日に日本写真芸術専門学校のオンラインセミナー「スーザン・メイゼラスのオンライントークショー」を聞いたので、最近買ったSimon Norfolkの写真集「Afghanistan」と19世紀クリミア戦争で撮影された世界初の戦争写真と言われるRoger Fentonの「死の陰の谷」を比較しながら、写真とは何か考えたいと思います。

2023年01月29日 日曜日 午後14時15分より午後5時00分まで

午後14時05分よりSkypeで待機しています。

参加料 無料 



申し込み:photo_semantic@mac.com 
現在お申し込みとお問い合わせはメールでのみ受け付けています。