2025年04月12日の勉強会は、春の暖かさの中、都立写真美術館と花見をセットにした外に出ての勉強会を行いたいと思います。
花見&撮影会の後の懇親会は、オンラインのみで参加される方も歓迎のBIZMEE飲み会を行います。
当日の展示内容は以下の3つです。
タイプの異なるテーマでどれも興味深い内容です。
1、ロバート・キャパ 戦争
キャパは人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしようという強い信念と情熱をもって状況に身を投じましたが、それだけでなく写真のもつ衝撃力を見分ける確かな眼を持ち合わせていました。
1930年代ヨーロッパの政治的混乱、スペイン内戦でドイツ・イタリアのファシスト政権に支援されたフランコ将軍の反乱軍によって次第に圧倒されて敗北する共和国政府軍、日本軍による中国の漢口爆撃、第二次世界大戦で連合軍の対ドイツ反攻作戦の始まる北アフリカから、イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦などの戦闘現場に立会い、命がけの取材写真は眼に見える確かな記録として報道されました。
2、総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―
鷹野隆大(1963-)は写真集『IN MY ROOM』(2005)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞し、現在も国内外で活躍を続ける写真家、アーティストです。 鷹野は『IN MY ROOM』に代表されるセクシュアリティをテーマとした作品と並行し、〈毎日写真〉や〈カスババ〉といった日常のスナップショットを手がけ、さらに東日本大震災以降、「影」を被写体とした写真の根源に迫るテーマにも取り組んでいます。
大規模な自然災害や感染症の世界的流行、経済発展による環境破壊や都市開発など、私たちは急速な時代の変化の渦中を生きています。... 私たちは、身近でありながら目を凝らして見ることのない、自身が生きる日常の豊かさと混乱を、鷹野の作品を通しあらためて目にするでしょう。
3、総合開館30周年記念 TOPコレクション 不易流行
本展のタイトル「不易流行」は、江戸初期の俳人・松尾芭蕉(1644–1694)が俳句の心構えについて述べた言葉に由来します。「 不易を知らざれば基立ち難く、流行知らざれば風新たにならず[現代語訳:変わらないものを知らなくては基本が成立せず、流行を知らなくては新しい風は起こらない]」という言葉は、現代の私たちも芸術に対する姿勢として心に刻 んでおくべきものです。 この「不易流行」の心を大切に、本展は過去の芸術表現を深く理解し、その魅力を今に伝えていくとともに、現在の表現や時代の潮流にもしっかりと目を向けようとするものです。 19世紀から20世紀、現代までを取り上げる5つのテーマで当館コレクションを読み解きます。
2025年04月12日14時、東京都写真美術館 総合受付前に集合となります。
(入場料は、恐れ入りますが各自でご負担ください)
2、花見&撮影会
写真展鑑賞後、15時30分ごろから東京都写真美術館から歩いて8分、芝生の広がる公園としても隠れた桜の名所としても有名な「恵比寿南二公園」に移動して花見&撮影会を行います。
恵比寿南二公園
BIZMEE飲み会の参加のリンクは、メーリングリストでお送りします。
BIZMEE飲み会は、申し込み不要ですが。撮影会の参加はメールでお知らせください。
BIZMEEはmacOSやWindowsだけでなく、iPadやiPhone、Androidのスマートフォンやタブレットのブラウザーで利用可能です。
何かご質問があれば、お気軽に photo_semantic@mac.com にご連絡ください。
写真展鑑賞と花見&撮影会、2024年04月12日 土曜日 14時00分より17時00分まで
BIZMEE飲み会は、17時30分よりBIZMEEで待機しています。
参加料 無料(都立写真美術館の入場料は各自でご負担お願いします)
現在お申し込みとお問い合わせはメールでのみ受け付けています。